story-2 :土木

「道の駅」造成工事プロジェクト

若手が中心になって進めた大規模土木工事

INTRODUCTION

タウンリノベーションの核となる
施設の大規模な造成工事

前橋市で4つ目になる道の駅「まえばし赤城」の建設工事プロジェクト。本プロジェクトは「前橋のタウンリノベーションの核となるモノ×コト×ヒトの結節点」をコンセプトとしている。本プロジェクトにおいて、佐田建設は駐車場等の造成工事を国(国土交通省)から受注した。

MEMBER

  • Akihito Shiojiri

    塩尻 翔人

    土木本部 工事部 工事課
    2010年入社

    学んだ土木の知識を発揮する場として、佐田建設OBの先生から推薦され、入社を決断した 。

  • Koutarou Ohnishi

    大西 航太郎

    土木本部 工事部 工事課
    2015年入社

    学校で学んだ土木の知識を活かしたいから、地域トップクラスの実績を持つ佐田建設を選んだ。

  • Ryoutarou Aoki

    青木 稜太郎

    土木本部 工事部 工事課
    2017年入社

    構造物ができあがっていく楽しさを求め、数多くの土木工事を手掛けた佐田建設への入社を決めた。

  • Nozomi Honda

    本多 希望

    土木本部 工事部 工事課
    2021年入社

    大学では環境科学を専攻した 。周辺環境と共存する 構造物づくりに興味を持ち、土木技術者を志した。

INTRODUCTION
概要と目的

前橋市のリノベーションの核になる施設の
駐車場や構内道路の工事を任される

佐田建設は、2020年10月から2022年3月までの工期で、道の駅「まえばし赤城」の造成工事(駐車場および構内道路工事等)を施工した。

「まえばし赤城」は前橋市で4つ目となる「道の駅」である。従来の3つが大胡や富士見といった郊外にあるのに対し、本施設は前橋の市街地からも近い上武国道に面し、今後、タウンリノベーションの核となることが期待されている。また、国道沿いという好立地を活かし、県内外からの誘客も期待さる大規模商業施設である。

本施設の敷地面積は約7万1,000平方メートルあり、東京ドームの1.5倍を超える大規模な土木工事である。佐田建設では「ベテランから若手への世代交代」を積極的に推進しており、29才の塩尻をリーダーとして抜擢し、成長著しい若手技術者主体のメンバーで当工事に挑んだ。

仕事の醍醐味

若手主体のメンバーでの挑戦

優秀な若手技術者を積極的に登用する佐田建設では、29歳の塩尻を新たなリーダーとして抜擢し、若手技術者主体のチームで 当工事に挑むことを決定した。
塩尻は、これまで高速道路の新設や大型造成工事等の現場を数多く担当し、施工管理に関わる能力を身に付けてきたが、「リーダーとして」作業所長(監理技術者)というポストに就くのは、当工事が初めてであった。

震災復興関連の工事を中心に活躍してきた大西(当工事ではじめて現場代理人を経験)、トンネル工事が得意な青木、5月から現場研修として配属された女性新人技術者の本多。メンバー全てが20代という若い力を結集したチャレンジングなチームだ。

塩尻は、当時を以下のように振り返っている。
「工事の内容はともかくとして、所長という立場はこれまで経験したことのないポジションでした。最初は、戸惑う場面も多かったように思います。上司はもちろん、次席である大西君とも相談して、日々試行錯誤の連続でした。所長として、「自分が皆を引っ張っていかなくては」という使命感はいつも意識の中にありました。

これからのこと

生産性向上への挑戦

契約工期という「制約」がある中で、広大な敷地に道路や駐車場等を造成していかなければならない。当工事の一番の課題は、「いかにして作業効率を上げるか」ということであり、その意味でも、「ICT施工の導入」と「現場環境のDX化」は必然だった。
メンバー一丸となって取り組んだ様々な創意工夫は、発注者である国土交通省からも高く評価され、竣工後の「建設産業担い手確保・育成貢献表彰」と「新技術活用実績表彰」に繋がった。

今後への抱負

メンバー一人ひとりの成長に
つながった大規模工事プロジェクト

4人の若者のチームワークで、工事は予定通り2022年3月に無事故で完成した。メンバー一人ひとりがこの工事を通じて学んだことや、今後への抱負を次のように語る。

「現場では想定していないこともたびたび起き、スピーディーな対応、交渉が求められました。次の現場でも作業所長を任されているので、この経験を生かしてワンランク上の作業所運営を目指します。」(塩尻)

「こんなに早く現場代理人を任せてもらえるとは思っていませんでしたが、まだまだ経験不足な面も自覚することができました。更に経験を積み上げ、塩尻所長のように、自分のことだけでなく全体を見る広い視野を培っていきたいです。」(大西)

「部分的とはいえ、現場を任せてもらえる機会があったことは、とてもいい経験になりました。もっと色々な現場を経験し、大西さんのように現場代理人を任せてもらえる力を身に付けたいです。」(青木)

「道の駅の次の現場は、国土交通省の橋梁下部工事で再び塩尻所長と一緒です。この現場で学んだ品質や出来形管理などを生かし、業務の幅を広げていきたいと思っています。」(本多)

若手技術者中心で臨んだ今回の大規模工事での経験が、若い彼ら一人ひとりの大きな成長となったことは間違いない。

COLUMN

  • コラム 技術的な話 1ICT施工の導入

    起工測量には、3Dレーザースキャナーによる点群データを活用し、施工データへの変換を行った。出来形管理の計測に膨大な時間を取られる盛土や舗装路盤には、トータルステーションを用いた3次元データによる計測を実施した。現場写真の撮影にはドローンを活用し、工程管理の精度が格段に向上した。当初は、様々な計測データの扱いに戸惑う場面も見受けられたが、最終的には、従来の施工管理にかかる時間を大幅に短縮することに成功した。

  • コラム 技術的な話 2現場環境のDX化

    会社から各自に支給されたタブレット端末とスマートフォンをフル活用し、作業の効率化とペーパーレス化を積極的に推進した。社内の打合せはオンラインによるリモート会議を原則とし、週休2日制の達成と時間外労働の削減に寄与した。

エントリー